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借りたお金には返済義務が発生し、元金と利息の返済が必須となります。
利息をどれだけ支払っても、元金をゼロにしない以上は借金返済が終わりません。
そのため元金充当額に着目し、月に1回はチェックしておきましょう。
約定返済額を毎月支払っていると、借金がスムーズに減っているように錯覚しがちですが、返済金はまず利息に充てられるわけです。
そして残った金額が元金に充当するので、考えているほど債務が減っていなかったりします。
借金は完済するまでは絶対に終わらないので、元金を減らすことを最重視してください。

リボルビング返済を設定している人

リボルビング返済を設定している人は、非常に元金が減りにくい状態にあります。
金融機関の多くはリボルビング返済を勧めてきますが、これは返済回数が必然的に多くなるからです。
返済に多くの時間を要しますので、結果的に支払いするべき利息も増えます。
たとえ借入れした金額が少なくとも、長期の借入れをすると利息は増えてしまうのです。
そもそも利息は日数単位で毎日加算されていく性質があるので、返済に時間がかかるほど利息は増えます。
そのため借金返済では短期返済を重視し、家計を見直していくことが重要です。
家計のムダを解消するだけで、返済に回せる資金が増えるでしょう。

繰り返し借りないことも大切

借金返済を効率化させるには繰り返し借りないことも大切です。
返した直後に借りるという人は、元金がなかなか減りません。
キャッシングやカードローンを利用する人に、こうした借り方をする人が多い傾向があります。
借り癖がついてしまうと面倒ですから、完済まで追加融資は受けない心構えを持ちましょう。
高額を借りると返済が長期化し、完済するのが大変になります。
さらに利息も大きくなるので、借入れする前に短期返済プランを組み立てておくのがおすすめです。
返済が長期化してしまうと、延滞するリスクは高くなります。

女性のほうが借金返済が得意

男性と女性を比較した場合、女性のほうが借金返済が得意だと言われています。
これは計画性をもってお金のやりくりをできる人が多いためで、女性は最低限の借入れをして、短期間で完済する傾向があるのです。
借入れ総額が50万円と20万円では、後者のほうがずっと完済は楽でしょう。
借金は毎月返済していくことが大切ですが、もっと大事なのは完済することです。
そのため最初から完済することを念頭に置いて借りる必要性があります。
返せる金額を試算しておけば、借金で大失敗するリスクを回避できます。

返すために他社から借りることは絶対ダメ!

借金返済で絶対にやってはいけないことは、返すために他社から借りることです。
消費者金融に返済するために別の消費者金融から借りてしまうのはいけません。
借金を借金で返すという方法は、さらなる利息を生み出してしまうからです。
利息の支払いに逼迫するようになれば、元金を減らすことができないわけです。
借金は借入れした総額ではなく、現在の元金に対して発生すると考えてください。
ただしより低金利のローンが見つかった場合は、それに乗り換えしたほうがいい場合はあります。
具体的には消費者金融が高金利という理由で、銀行ローンでおまとめするのは問題ありません。

借入れする上限を自分のなかで決定しておく

借金返済は上手な人とそうでない人がいますから、上手な人の真似からはじめるのがおすすめです。
例えば借入れする上限を自分のなかで決定しておくことで、例えばキャッシングであれば10万円までというように決めます。
そうすれば短期間での返済が可能になるので、利息が大きく膨らむリスクを回避できます。
安全にローンを活用するためにも、借りすぎと使いすぎには注意してください。
使いすぎに至る理由は簡単で、必要以上に借りてしまうからです。
つまり借入れを少額に抑えておけば、利息も支払い総額も抑えられます。